今日は日本の片隅で

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カブドットコム証券に向いているのはこんな人

僕が利用している証券会社の1つに、カブドットコム証券があります。

本稿では、カブドットコム証券について紹介します。

カブドットコム証券とは

東証1部に上場しているオンライン証券会社の一つで、MUFGグループに属しています。

NISAの件もあって、TVCMを打って認知度を高めようとしていることもあり、最近では露出も増えてきているので名前ぐらいは聞いたことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。

カブドットコム証券がおススメの人

カブドットコム証券を利用するのにおススメの人について紹介します。言い方を変えると、カブドットコム証券を利用するメリットが大きい人についてです。

メインバンクがMUFGの人

カブドットコム証券は、MUFGグループの証券会社ですので、MUFGがメインバンクの人にとっては恩恵を受けやすいです。

例えば、自動引落機能です。

カブドットコム証券の口座に残高がなく、MUFGの方は残高がある場合でも買い付けをすることができます。

カブドットコム証券の場合、購入時に決済方法を選択することができるのですが、そこで自動引落を選択すると、連携しているMUFGの口座から引き落としをしてくれます。ですので、わざわざカブドットコム証券の口座に振り返る手間が省けます。

(もちろん、MUFG側の方も残高ぎなければダメですよ)

Windows PCを使っている人

カブドットコム証券でも、独自のトレーディングツールを用意しています。Kabuステーションというツールです。

基本的には、利用料金がかかるのですが、一定の要件を満たせば、1ヶ月無料で利用することができます。

非常にハードルが低いので、延々と無料で利用することも可能です。

ただし…

見出しにもあります通り、Windows PCを使っている人だけです。というのも、カブステーションはMacには対応してません。

その代わり、カブドットコム証券には他の証券会社にはない魅力があります。

Macでも、Google Chromeを利用することで、リアルタイムで板情報を見ることができるのです。

また、カブドットコム証券会社が提供しているiPhone向けのアプリでも、リアルタイムで板の動きを見ることができるので、移動中でも板情報をしっかりと収集することができます。

(ただし、フル板には対応してません)

Windows PCとiPhoneを利用している方はメリットを享受しやすい環境であると言えるでしょう。

少額投資で積み立てたい人

僕がカブドットコム証券でもっとも気に入っているサービスなのですが、カブドットコム証券では単元未満での取引も可能です。

現在、多くの企業は100株単位での売買が原則となっています。つまり、100株=1単元ということです。

そして、証券会社の多くは、1単元での取引しかできないところが多いのです。

しかしながら、カブドットコム証券では、1株から購入することができてしまいます。しかも、積立設定ができるので、毎月一定の株数を購入するように積み立てていけば、いずれ1単元となります。

この方法の良い点は、2つあります。

  • 少額で投資ができること
  • ドルコスト平均法でリスクヘッジできること

です。

カブドットコム証券を利用する際の注意点

一方、カブドットコム証券を利用する際の注意点を挙げていきます。

IPO株でガッツリ儲けたい人

まず、IPO株を狙っていきたい人にはメリットは小さいです。

というのも、カブドットコム証券は主幹事証券としては動いておらず、主に三菱モルガン・スタンレー証券からの委託販売という形式をとっているため、IPOで割り振られている数がそもそも少ないのです。

そのため、IPO株の当選確率は非常に低いです。

例えるなら、当たりくじが1枚にも拘らず、数千人が引きにくるようなものです。

IPO株を狙うのであれば、先程名前を挙げた三菱モルガン・スタンレー証券や、野村證券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券といった店頭での販売も行なっている証券会社を通じて申し込む方が良いです。

海外株式を買いたい人

続いては海外株式を買いたい人です。

残念ながら、カブドットコム証券では、海外株式関連の国内金融商品(海外株式市場の指数に面倒したインデックスファンドなど)を購入することはできても、海外の個別銘柄を購入することはできません。

したがって、例えば、米国株(Appleやマイクロソフト、GEなど)の株式を購入したいという人には向いていません。

海外株式に投資したいという方は、別の会社を通じて投資しましょう。

金やプラチナ投資をしたい人

次に、金やプラチナに投資したい人です。

海外株式同様、カブドットコム証券ではそもそも金やプラチナの取り扱いがないため、投資することができません。

金やプラチナに投資したいという方は、別の会社を通じて投資しましょう。

さいごに

僕は初めて証券口座を開いたのがカブドットコム証券でした。

初心者にもわかりやすいUIですし、タネ銭が少ない時期からでも「プチ株」という制度を利用して少額投資ができたお陰で、入り口を広げてくれた証券会社だと思っています。

つみたてNISAの場合、指定された投資信託しか購入ができません。ですので、個別銘柄が欲しいけど、タネ銭がないという方は、カブドットコム証券証券でNISA口座を開設し、NISAを利用して「プチ株」で積み立てるという手もあります。

更に、カブドットコム証券の株式を保有すれば、株主優待として手数料が割引になるのも魅力的だと思います。株式投資を始めるには魅力のある証券会社の一つですので、初めての口座開設にあたって、候補の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

それではー!