今日は日本の片隅で

投資とか、ガジェットとか、資格試験のこととか、日常で思ったことを綴ります

論文答練を受けています

f:id:tidus_tabilog:20211202111443j:plain

てぃーし、論文答練を受講する

10月の終わりから、論文答練を受けています。

どこの予備校のものを受講しているかは伏せさせて頂きます(笑)

実は、あまり答練というものが好きではなかったのです。

旧司時代にも、某予備校の答練を受けていたこともあったのですが、あまり効果を感じることができませんでした。

それよりも

毎日過去問を書いた方が絶対いいだろ!

って考えに至りまして、某予備校が出していた論文問題集に掲載されている過去問を書き、わからなかったところを文字として残しておき、自分で読んで自己添削をするという方法で勉強していました。

本試験前も同様の勉強方法をとりまして、公開模試を受けた以外は人に答案を見てもらうということは行ってませんでした。

ですが、今回の本試験の結果を受け、あまりにもひどい成績だったので、

これは一回他人に答案を見てもらう必要があるな

という結論に至ったため、論文答練を受講することにしたわけです。

その辺りの事情については、以下の記事でも掲載しております。

論文答練で得たもの

さて、これまで

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法

と書いてきました。

憲法で一問、ひどい点数を叩き出したのですが、行政法は概ね安定した点数でした。

(あんなに苦手意識があった行政法で沈まない答案を書けた自分に驚きですが…)

点数を見る限り、突き抜けた答案を書けているわけでもなく、かと言って沈むこともない点数って感じで、まあ簡単に言ってしまえば、平均点あたりをウロウロとしているわけです。

ここからどうやって点数を上げていくか?ってことを考えると、添削者からのコメントや採点をみると、

自分の答案はとにかくあてはめが弱い

ということがわかりました。

それが如実に出たのが民法の答案でした。

民法(民法)

ってなんぞや!とツッコミを入れたくなりますが、民法(答練)と書きたかったのです。

第1回目の民法の答案が返却されたのですが、前述の憲法よりもひどい点数を叩き出してしまいました。

その答案を添削してくださった方のコメントをみると、

  • あてはめが不十分
  • 問題文の事実を拾えていない

となかなか辛辣な内容が書かれていました。

でもいいのです。これぐらいはっきり書いていただいた方がこちらとしても天狗にならずに済みますので。

そして、よくよくコメントや講評を読んでみると、「確かにな…」と納得させられる内容でした。

自分の場合、抽象論(解釈論)は論理のつながりを意識して書いているのですが、あてはめになると妙に論理をすっ飛ばす傾向があるようです。

書いている本人は自分の思考プロセスを経てアウトプットしているからその辺のことはあまり気にならないのかもしれませんが、第三者にみてもらうと、その辺の「粗さ」が目立ってしまうようです。

今のところ、毎回毎回勉強になっていて、大変ありがたいと感じております。

添削で指摘されたことをどう直していくか、普段の勉強で訓練していく必要がありますね。

重問の使い方の変化

こういった経緯がありまして、最近、重問の使い方が変わってきております。

重問の1周目は、どう答案を構成していくか、論点は抽出できているかといった点に重点をおきつつ、できるだけ多くの問題をこなすということに主眼をおいていました。論文試験前だったということもあったので、このような勉強になってしまったのです。

ですが、今はちょっと変わってきて、上記のツイートにもありますとおり、深堀りの勉強もしています。例えば、その問題(論点)について、より理解を深めるといった勉強です。

それから、先ほどの答練の件もありまして、あてはめを重点的にみるようになりました。「この事実はこう使えばいいのか」、とか「こう評価すればいいのか」などといった感じです。

というわけで、2周目の現在は、答案の骨組みや論点の抽出よりも「あてはめ」を重視するようになりました。

最後に

というわけで、論文答練を受講しているというご報告でした。

答練は必ずしも受ける必要があるものとは思いませんが、自分の場合は定期的に答案を起案する契機になっているのでいいペースメーカーだと思っております。

また、前述のとおり、他人に見てもらったことで自分の答案に足りないところを自覚できたのもよい点だったなと思っております。

今週から商法が始まりますが、これまでに指摘されたことを意識しつつ、答案に反映できるようトレーニングを重ねていきます。

それでは!