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日商簿記検定2級の受験報告と結果報告

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2021年の計画で報告しております通り、2021年は日商簿記検定2級(CBT方式)での受験を予定しておりました。

そして、既にTwitter 上では報告いたしましたが、 日商簿記検定2級の試験を受けてきまして、何とか合格することができました。

試験に関する情報は厳しく制限されておりますので、本稿では、「受験してきた」という事実と、合格までの勉強方法などについて紹介いたします。

合格までのプロセス

まず初めに、合格までのプロセスについて紹介します。

使用した教材

2021年の計画でも紹介しましたが、使用したのは以下の4冊で、 電子書籍版を購入しました。

購入前は、サンプルを試し読みしたり、実際に書店に足を運んで他のテキストと比べたりもしましたが、 パブロフ流が1番自分に合っているなと思いまして、これらを選びました。

また、電子書籍版を選んだ理由としては、 端末されあれば いつでもどこでも勉強ができると思ったので、電子書籍版を選びました。さらに言うと、電子書籍に対応している教材が限られていたため、パブロフが最有力候補になったとも言えます。

(僕が調べた限りでは、電子書籍版が出ているのは、パブロフ流とLECのテキストのみでした。 )

iPadをフル活用

僕は、資格試験の勉強ではiPadをフル活用しております。具体的には、GoodNote5というノートアプリを利用して勉強しております。

インターネット上に公開されているパブロフ流のテキストに対応した解答用紙をGoodNote5に読み込ませて問題演習を行っておりました。 ノートを何冊も買わなくて済みますし、iPadのSplit View機能を使えば、電子書籍とノートアプリを同時に表示させて勉強することができるので、いつでもどこでも勉強することができました。

飛行機に乗っている間、鉄道で移動している間、ちょっとでも時間があれがiPadを利用して勉強しておりました。

流石に電卓を持ち歩くことは憚れましたので、外出先ではiPhoneを電卓として使用しておりました。

簿記はテキストを読んだだけでは出来るようにならず、どれだけ手を動かしたかが合格の鍵になる、と聞いたので、可能な限り問題演習に時間を費やしました。ですので、いちいち解答用紙をプリントアウトしなくても瞬時に新しい解答用紙を用意できるiPadとGoodNote5は時間や費用の節約になりました。

Apple Pencil(第2世代)

Apple Pencil(第2世代)

  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Personal Computers

電卓について

簿記の試験は時間との闘いでして、答えを導き出すスピードを上げるには、 計算の精度の高さとスピードが重要なカギになると思っております。そして、計算の精度の高さとスピードを担保するために、電卓選びは慎重に決めるべきだと思います。

結論から言ってしまえば、自分に合ったものを使うのが1番だと思いますが、僕はCASIOの電卓を使用しておりました。

これを選んだ理由は、僕は利き手でない左手で電卓を叩くので、タイプミスを極力軽減できるような配列でないと厳しいなと思っておりまして、数字の両隣にキーが配列されているものの方がタイプミスを軽減できると考え、上のものを選びました。

後は、常日頃から左手で電卓を見ないでも叩けるように練習をしました。

過去問について

先ほど使用した教材について紹介をしましたが、過去問集については触れていなかったので、 過去問集についてもコメントしておきます。

結論から言うと、僕は、過去問集を購入しませんでしたし、過去問は解いておりません。

理由はいくつかあるのですが、まず簿記の問題は、 1問解くのに非常に時間がかかります。ですので、 パブロフ流の問題集を解くのに精一杯で、過去問演習をする時間的な余裕がありませんでした。 そんなわけで、過去問集の購入はしませんでした。

さらに、パブロフ流のテキストに書いてあったのですが、ここ最近の日商簿記2級の問題は、過去問学習があまり効果的でないと言うことが書かれておりました。ですので、その言葉を信じたということになります。それに、問題集自体、著者が過去問を研究した結果、合格に必要な問題を掲載していると判断したので、テキストを信じて学習を進めておりました。

また、僕が受験するのは2020年12月からスタートしたCBT方式ということも理由としてあります。過去問は従来のペーパー型です。両者は試験時間が異なりますので、過去問集にまで手を出す必要はないかなと判断しました。

もっとも、もし2月28日の統一試験を受験するのであれば、過去問集を購入し、過去問をやったと思います。

予想模試について

第156回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級

第156回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級

書店の簿記のコーナーに行くと、予想模試が平積みにされているのを目にしたりもします。こちらについても、結論から言うと、購入しませんでした。

とは言え、全くやらなかったわけではありません。

パブロフ流の問題集に付録として模擬試験が4回分収録されています。 このうち、工業簿記の問題集に掲載されている2回分のみをやりました。 なぜ2回分のみだったのかと言うと、単純に時間がなかったからです(笑)

時間に余裕のある方は、やって損はないと思います。 初見の問題では、パニックに陥ってしまうこともなきにしもあらずです。そういった事態になった場合にどのように対処するかというシミュレーションをあらかじめしておく事は、リスクマネジメントを身につけるために効果的だと思います。

さいごに

というわけで、冒頭でも報告いたしました通り、基準点を何とか超え合格することができました。

CBT試験は始まったばかりの方式ですので、試験について色々と知りたいということもいらっしゃるかと思いますが、試験内容に関して情報を公開する事は禁止されておりますので、ご質問いただいてもお答えすることができません。

受験にあたっての注意事項が発表されておりますので、受験前に一読しておくことをオススメします。

さて、今回簿記の勉強をして思ったことなのですが、簿記って非常に合理的にできた仕組みで面白いなと感じました。折角勉強したものをここで終わらせてしまうのはもったいないとさえ思い始めました。と言いますか、もう少し簿記の勉強を継続したいなと思っておりまして、1級を目指そうかと考え始めました。

もっとも、流石に2月の試験には間に合わないので、早くても6月になるかと思いますが、こんなに短期間では難しいですよね。

テキスト選びもしなければなりませんし、あるいは指導校を利用するか?も含めて、ゆっくり検討したいなと思っております。

それでは!