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行政書士試験の一般知識分野対策に関して思うこと

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一般知識対策は必要か?

最近、質問箱経由で、行政書士試験の一般知識対策に関する質問を頂きました。

独学応援の佐藤先生によると、一般知識対策の勉強は基本的には不要ではないか?

とのことでした。

私見を述べさせていただきますと、全く不要とまでは言えませんが、法令科目に比べたら優先度は下がると思います。それに政治・経済・社会の出題予想は難しいので、勉強したところでなかなか得点に結びつかないのかなとも思います。

一方で、情報系や時事ネタは得点しやすいと思います。

これらは何か特別な勉強が必要かというと、そんなことはなくて、普段からいかにニュースに関心を持っているかが勝負になるのかなとも思います。

以前紹介した勉強方法についての記事ですが、こちらの記事でも書きました通り、一般知識は10年分の過去問を解いたくらいで、特に新しい対策などはしませんでした。(受けた模試で問われたことくらいは復習しましたが、何か特別な対策をしたということはありません。)

ただ、ニュースを見て知っていただけではなかなか得点に結びつきにくいのかなと。

一般知識対策は何をすればいいか?

ではどうすればいいのか?

ニュースとして報じられた事実を基に、自分なりの推論を立てる訓練をするといいと思います。そうすると、その肢が正しい推定が働くか、あるいは誤りの推定が働くかが見えてくるので、得点に結びつく可能性が高まってくるのかなと思います。

以前、Twitterでツイートしたことがあるのですが、法律系の資格試験の勉強をしていると、範囲が広いためか法律の議論に集中してしまい、世の中に疎くなってきてしまいます。でも、法律って実社会をベースにしてて必要だと判断されたから制定されるものであって、法律があって社会が生まれるわけではないんですよね。

ですので、

”法律論ばっかりに目を向けることなく、実社会にも目を向けなさいよ"

という試験センター、試験委員からのメッセージなのかなと僕は受け取っています。

ちなみに、受験生の間で人気といいますか、有名なのは以下の2冊です。

この2冊を使用されている方はTwitterでよくお見かけしました。

時事問題が苦手、という方は、こういった書籍を利用して対策をするのも有効だと思います。

文章理解はどうすればいいか?

もう一つ。一般知識分野で落としてはいけないのが文章理解です。

以前、Twitter経由でこんな質問をいただきました。

文章理解はテクニックですが、問題解きまくればいいのでしょうか。

この質問に関しては、以下のように回答させていただきました。(原文ママ掲載すると、わかりにくいと思いましたので要約いたしました。)

文章理解は時間さえあれば必ず得点できる問題ですので、いかにここに時間を割けるかが鍵になってきます。

文章理解にも解法があるので、闇雲に問題数をこなすのではなく、まずは解法を身につけることを意識して、じっくりと問題を解いてみると良いかと思います。

解法がわかってきたと思ったら、問題数をこなしてスピードアップの訓練をするとよいかと思います。

本稿では解法を説明することが目的ではないのでざっくり話してしまいますが、行政書士試験の文章理解の解法は、

”選択肢を上手く使う”

これに尽きると思います。

これができるようになってくると、文章理解の問題はそうそう落とすことはなくなります。

ですので、

  1. 解法を学ぶ
  2. 問題演習を通じて、解法を使うトレーニングをする

という対策方針になります。それが先ほどの回答に込めたメッセージです。

あと、先ほども書きました通り、文章理解は時間さえあれば正解できるので、ここにどれほど時間を割けるかということが鍵となってきます。ですので、問題を解くタイミングというのがポイントになってくるかなと。

上の記事でもお伝えしている通り、僕は文章理解から解きました。ですので、時間に余裕がある段階で解いているので、焦ることなく確実に得点をすることができました。

もし、

時間が足りなくて焦ってしまい、なかなか得点ができない

という方は、文章理解を解く順番を変えてみてはいかがでしょうか?

さいごに

というわけで、一般知識に関して、僕なりの対策論・方法論を書かせていただきました。

あまり身構えすぎる必要はありませんが、冒頭でもお伝えした通り、全く対策が不要というわけでもないので、ほどほどに対策をしておくことが必要なのかなと思います。

本試験で残念ながら一般知識で煮え湯を飲まされた方や、次回、初めて行政書士試験を受験される方の参考になれば幸いです。

また、質問も受け付けておりますので、質問がある方は質問箱や当ブログにコメントを頂いても構いませんので、お気軽にお寄せいただければと思います。

それでは!