的外れなコメントをしてしまいましたが、記事に書かれていることは至極もっともなことです。「うちはベンチャーだから」をマジックワードにしてはいけません。「ベンチャーで金がないから」が正しいですね。
— てぃーし@SFC修行中 (@tidus_tabilog) 2017年3月8日
ここ最近、ベンチャー企業に関するTweetをいつくかしました。
ベンチャーに一度は身を置いた人間として思ったことがありましたので、文章におこしておこうかと。
ベンチャーに行った背景
新卒でベンチャーに行ったわけではないのですが、初めて就職した企業がベンチャーでした。 当時、ベンチャー企業に行くつもりはなく、大企業に行きたかったのですが、 就職活動をしている時に、某企業*1の人事担当者にカチンとくる質問をされまして。
その時の質問で、僕は大企業を行くのをやめました。見向きもしなくなりました。
「ベンチャー企業、しかも、組織も整っていないような、小さい会社」を選んだのです。
あの時、悔しい思いをしたおかげで、その企業では絶対に経験できないことを経験できましたし、今となってはその企業の人事担当者にお礼を言いたいほどです。
あ、そうそう。よくある話として、「ベンチャー企業=中小企業・零細企業」っていうイメージが持たれやすいですが、必ずしもこれは真ではありません。
中小企業・零細企業であっても、ベンチャー的なビジネスを扱っていない企業もありますし、逆に、大企業が社内ベンチャーとして子会社作ったり合弁会社作ったりしてますからね。
ただし、本稿ではシンプルに論じるために、よくあるイメージ「ベンチャー企業=中小企業・零細企業」を前提に話をさせて頂きます。
ベンチャーに向いている人
「育ててもらおう」なんて悠長なことを考えている学生はベンチャー行ったらダメだよ。大人しく大企業に行くことをオススメします。 / “就活生へ安易にベンチャーを勧める大人が多すぎてキレそう - トイアンナのぐだぐだ” https://t.co/PNoGMzlOYH
— てぃーし@SFC修行中 (@tidus_tabilog) 2017年3月9日
こんなTweetをしたので、改めて、ベンチャーに向いている人ってどんな人かなって考えてみました。
あくまで、僕の考えですが、ベンチャーに向いている人っていうのは、
自分で作り上げるのが好きだっていうタイプ
かなと。
ベンチャー企業では、「自分でやる」っていう強いモチベーションがないと仕事ができないです。つまり、「誰かがやってくれる」とか「教えてもらえる」っていう考えだと続かないんですよね。
僕自身、会社に入って、最初こそ必要最低限は教わりましたが、あとは自分で調べましたし、自分で仕組みを作り上げていきました。正直、相当勉強しました。今も勉強しますけどね。
大企業のいいところ
僕は1社目にベンチャーを選んだわけですが、正直、大企業にも勤めてみたかったと思ったことはあります。
ベンチャーだと、組織内の調整力を求められるシーンが少ないので、鍛えるチャンスがなかなかないのですが、大企業だと求められるシーンが多々あるかと。
それと、ナレッジがそれなりに蓄積されているので、過去、似たようなケースがあった場合の解答例を探ることができるのも良いのかなと。
あと、「社会的信用度」ですよ。これが最大のメリットじゃなかろうかと。ベンチャー企業の場合、と言いますか、資本金が小さい会社の場合、どうしても与信枠が限定されちゃうので。
どっちがいいのか?
これを行ったら元も子もありませんが、
自分が行きたいと思ったところに行くのが一番
です。
100%マッチした会社なんて、世の中に存在しないと思うんですよ。何かしら不満は生まれてくる。であれば、トレードオフできる点は妥協して、勤めたいと思った会社に行くのが良いのではないかと。人は自分で決定した分だけ幸福度が高まりますし。
もし、100%マッチした会社がいいのであれば、自分で会社を作りましょう。
あと、もちろん潰れそうな会社だったり、反社会的勢力の影がちらついているような会社だったら行かないほうがいいですよ。履歴書の残っちゃいますからね。
合わないなって思ったら、見切りをつけてしまうのもいいでしょう。それもまた自己決定です。ただし、後先考えずにノリで動くのはやめたほうが良いかと…
ちょっととっちらかった文章になってしまいましたが、思ったことを綴らせて頂きました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。