今日は日本の片隅で

投資とか、ガジェットとか、資格試験のこととか、日常で思ったことを綴ります

2022年の試験関係の戦績報告と2023年の抱負

すっかり更新が滞ってしまいました。

前回の更新から数ヶ月が経過してしまい、2022年も終わりを迎えます。

そんなわけで、2022年の総括と、2023年に向けての抱負でも綴ろうかと思います。

予備試験の結果

ブログ上では正式な報告はまだでしたね。

10月20日に予備試験の論文式試験の結果発表がありましたが、残念ながら今年も番号はありませんでした。

初受験だった2021年は、試験会場で何を書いてきたか思い出せないくらいの場当たり的な答案を書いてきてしまいましたが、2022年は再現可能な答案を書いてきたので、「多少なりとも勝負できたのではないか?」と思っていました。

しかし、蓋を開けてみれば不合格という結果に終わりました。

翌週に送られてきた成績表を確認すると、2021年よりは全然評価が上がっていたので、実力はついてきているかなと思う一方で、合格までの壁も感じる結果でした。

なお、本稿で反省点を挙げるのは記事の趣旨から外れますので割愛させて頂きます。

法科大学院受験

論文試験に向けて勉強している最中から、法科大学院(以下、「LS」)に進学したい欲求が出てきてしまいまして、本年度はLSも受験しようと思って準備を進めてまいりました。

このことは、9月に公開した近況報告で報告した通りです。

LS入試に関して何かの記事で読んだ記憶があるのですが、どうやら受験生が受験する数は平均5校だそうです。

ですが、自分で費用を捻出する自分としては、無駄な弾数を撃ちたくないと思いまして、2校のみ(いずれも2年履修課程)受験することにしました。

どちらも入学したいと思えるLSだったのですが、結果として、戦績は1勝1敗でした。

ちなみに、合格したLSは、自分の出身大学のLSで、第一志望でした。合格発表を見るまでは「落ちてるだろうな…」と思ってビクビクしていたので、自分の受験番号を見つけたときは素直に嬉しかったです。

というわけで、4月からはLSに進学します。

年内に決めることができたのは精神的余裕につながりました。 もしダメだったときは、年明けの国立LSを受験することを考えていたので。

入学までの期間を使って予備試験の勉強を進めることができるのはいいですね。

進学が決まらなければ、その分受験するLSの過去問を解いたりして対策を講じなければならなかったので、この勉強から解放されるのは精神的負担がなくなりますからね。

余談ですが、前の記事で、パーソナル・ステートメントの添削講座の紹介をいたしましたが、3回まで添削を受けられるところ、1回分、余らせてしまいました。そういう意味では少々もったいないかなと思います。

答練について

2021年の論文試験の結果発表後は、論文答練を申し込みまして、論文答練を受講していました。

しかし、今年は申し込みませんでした。理由は、以下のツイートの通りです。

全く受講しないというわけではなく、単科でいいかなと思ったからです。

たしかに、初見の問題に当たることができるというのはメリットなのです。それに、講師による問題解説も勉強になることが多くありました。

しかし自分の場合、これまでにやったものを徹底的に身に付ける必要があるのではないかと思ったのです。

というのも、答練を受けて、「こんな論点あったっけ?」ということがあったのですが、重問*1にしっかり収録されていたのです。

そのため、「重問を繰り返して穴を無くすことが必要だ」という結論に至り、答練を受講していた時間をこれに充てることにしました。

もっとも、重問にはない科目もあります。それが選択科目と法律実務基礎です。

法律実務基礎は、いわゆる赤本と呼ばれる問題集が市販されており、また、過去問もありますが、民事の準備書面作成問題や刑事の推認の問題演習の数をこなしたいと思い、単科で受講することにしました。

また、選択科目については、市販の演習書は使い勝手が難しかったり、過去問は司法試験のものしかなく、もう少し難易度を落とした問題で演習したいと思ったために単科で受講することにしました。

2023年の抱負

上述したように、4月からはLS生になります。

LS生は予習と復習に追われ、時間的制約が大きいと言われていますので、入学までの期間をどう使うかが鍵だと思います。

制度が変わったといえ、ワタクシが司法試験を受験できるようになるのは2024年なので、2023年は予備試験を受験する予定です。

幸い、2023年の予備試験は、短答式試験の実施日が5月から7月に変更になったので、LSに慣れたころに試験を受験することになります。また、論文式試験の実施日は9月になるので、LSの夏休み期間を使って対策に充てることができます。

ですので、LSと並行しつつ、予備試験でも結果を残せるようにしっかりと準備をするというのが2023年の抱負です。

ところで、

2024年に司法試験を受験できるようになるのに、なぜ予備試験を受験するのか?

と疑問を持たれた方のために書いておきます。

受験資格のことだけを考えれば、確かにそうなのですが、実際の受験会場でしか得られないことというのがあるのです。それが何なのかを言葉で表すことは難しいのですが、いくら模試を受けても得ることができません。予備試験を受けることで、それを得て、2024年以降の司法試験に活かしたいというのが受験理由です。

さいごに

というわけで、2022年の総括と2023年の抱負を書かせてもらいました。

予備試験の勉強開始当初は、LSに進学するなんて全く考えていませんでした。

この年齢になって学生になるというのは何とも数奇な人生だなと思うと同時に、一度きりの人生だし、やりたいことをやろうとも思えました。

LSの受験にあたって、色々と検索してみたのですが、なかなかLSに関する情報って出てこないんですよね。試験の概要とか募集要項だったりっていうのはもちろん出てくるのですが、内部の人の声というのは少ないなと思ったのです。

おそらく、身バレ防止と時間的制約が理由なのではないかと思いますが。

もし、自分が発信できることがあれば、発信していきたいなと思っておりますので、質問などあれば、コメントや質問箱でお気軽に頂ければと思います。

それではー!

*1:アガルートアカデミーが提供している重要問題習得講座