2017年は、節税の一環として確定拠出年金を始めることにしました。
確定拠出年金とは?
毎月決まった額を積み立てて、その資金を自分で運用しながら老後の備えをする公的制度です。国民年金、厚生年金と組み合わせることで、豊かな老後生活に向けた資産形成が可能になります。さらにこの制度では様々な税制優遇が受けられ、確定拠出年金制度で運用した際の運用益が非課税になるだけでなく、所得税、住民税の控除などを受けることも可能です。
きっかけ
2016年に、東洋経済オンラインに掲載されていた記事を読みまして、確定拠出年金の存在を知るに至りました。
当時は「あとで調べよう」と思ってそのままにしていたのですが、2017年に改めて調べてみたところ、面白そうだったので始めることにしました。
メリット・デメリット
確定拠出年金のメリットとデメリットに関して、よくまとまっている記事がありましたので、リンクを貼っておきます。
僕個人的に最もメリットがあるなと感じたのは、
- 毎月の掛け金が全額所得控除される点
- 年金の投資利益が非課税である点
です。
上記のリンク先でも記載されていますが、NISAも非課税ではありますが、投資から5年間という制限付きなのです。60歳まで毎月積み立てることを考えると、運用益が非課税であるというのはありがたいです。
(もちろん損失を出す恐れもありますが…)
一方、デメットとしてあげられている
- 手数料がかかる
に関しては、初期費用はやむをえないとして、楽天証券であれば最初の1年間または残高が10万円以上であれば管理手数料が無料になるそうなので、僕は楽天証券で運用することにしました。
また、
- 60歳までは引き出せない
という点については、あまりデメリットとは感じておりません。
もともと老後のための資産形成をするために投資信託で積立を行っていたので。
どの商品を買うか?
一番はここかなと思っています。
利回り重視でポートフォリオを形成するのか?元本保証で安全にいくのか?で投資先が変わってきます。
僕は投資信託にも投資をしていますが、全てインデックスファンドに投資しています。ですので、確定拠出年金もインデックス型に投資するつもりです。
もっとも、投資信託と同じく、株式型に投資することはあまり面白味がないかなと考えているので、国内REITと海外REITを中心に投資する方針です。
申し込むタイミング
実はこれ、一番油断していた要素なのですが、 申し込むなら早く申し込んだ方がいいです。 1〜2週間で始まるものだと思っていたら、もっと時間がかかります。
金融機関に書類を返送して、国民年金基金連合会の審査を受け、ようやくスタートラインです。
このスタートラインに立つまで、1ヶ月〜2ヶ月かかるようです。
僕は、積み立てることができる金額、23,000円/月で考えておりましたが、2月中にスタートさせることができず、もう3月。3月にスタートして10ヶ月分積み立てることができれば、まだいいのですが、4月になって9ヶ月分になってしまうと節税額もその分減ります。
というか、興味を持った昨年のうちにさっさとスタートさせればよかったと激しく後悔しております。うまくすれば、トランプ相場に乗っかって、資産を増やすことができたわけですから…
ま、あとから言っても仕方がありませんけどね。相場に「タラレバ」は禁句です。
さいごに
本文にも記載の通り、まだ申し込んだだけで、実際に運用には至っておりません。一体いつになることやら…
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