今日は日本の片隅で

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”ゼロ秒思考”で思考と感情を整えることは、勉強においても有用です!

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ストレス社会の現代においては、資格試験の勉強をしようとしたり、あるいは勉強中に、他のことが気になってしまい、勉強に集中することができず、イライラしてしまうなんていうことがあります。

これを避けたり、あるいは抑えたりすることができれば、勉強に集中するための環境整備に役立ちます。

本稿では、日常的な勉強のための環境整備の方法として”ゼロ秒思考”を活用することについて紹介します。

"ゼロ秒思考"とは?

2013年12月に出版された書籍です。

反響が大きかったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

ゼロ秒思考

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その反響を受けて、ゼロ秒思考を応用した仕事術に関する書籍も出版されています。

また、反響が大きかったので、ゼロ秒思考を紹介しているブログや動画も多く出ています。

ゼロ秒思考のやり方について、本稿では詳細な説明は行いませんので、やり方について知りたい方は他の方のブログや動画をご覧になって頂ければと思います。

"ゼロ秒思考"を勉強に応用する

さて、タイトルにも掲げました通り、本稿では"ゼロ秒思考"を勉強に応用するということを紹介いたします。

そもそも何故"ゼロ秒思考"を勉強に応用するのか、という点についてから紹介した方が腑に落ちるかと思いますので、まずはその理由について説明いたします。

試験及び勉強における難敵

試験や勉強における難敵は何だと思いますか?

難問奇問でしょうか?

それとも周りの人でしょうか?

僕は「自らの感情」が一番の難敵だと思っております。

例えば、試験問題に難問奇問が出題されていたとしましょう。これが最後の問題だったら特に何も起きないと思います。では、1問目だったらどうでしょうか?あるいは、10問目あたりに置かれていたらどうでしょうか?

試験問題の冊子を開いて問1が難問で、許容時間が3分だったにも拘らず、解答を導き出すまでに10分近くかかってしまったのであれば、動揺してしまいます。その後、7分のギャップを埋めるために焦りが生じるので、ケアレスミスが生じやすくなります。

また、問10が難問だったとした場合、スピードに乗ってきたところで登場する難問にペースを乱され、動揺を生じさせられ、結果、それ以降ボロボロになってしまった…なんてことも起こりうる話だと思います。

普段の勉強に目を移してみましょう。

  • 仕事が気になってしまい勉強に身が入らない
  • 人間関係に悩みを抱えてしまっていて勉強に集中できない

など、勉強したいのにモヤモヤが邪魔をするせいで勉強に集中できない、なんてこともよくあると思います。

こういった現象を引き起こす一番の原因は、「感情」にあると思うのです。「感情」があるからプレッシャーを感じ、「感情」があるから悩むのです。

一番の対策法は「感情をなくす」ことだと思いますが、生きている以上、それは困難だと思いますし、現実的な方法ではありません。ですが、普段から感情を整えておくことで防止策を講じておくことはできると考えております。

その防止策として行うのが、”ゼロ秒思考”というわけです。

”ゼロ秒思考”の効用

頭の中だけで考えていると、モヤモヤしてしまい、スッキリしないことが多いと思います。

ですので、これを一度頭の外に吐き出してしまい、頭の中をスッキリさせるのが肝要です。

その手段として、”ゼロ秒思考”で提唱されている、A4用紙に書くのです。

とにかく頭に浮かんだことを紙に書いてみましょう。明文化して見える化するとスッキリするものです。他人の悪口や愚痴でも大丈夫です。他人に見せるわけではないので、とにかく書いて吐き出します。

こうすることで感情がリセットされ、感情が整えられるので、勉強にも集中しやすくなるでしょう。

また、上記のような負の感情ではなくとも、頭の中を明文化することは思考の整理にも役立ちます。

実は、”ゼロ秒思考”を最初に見た時に、これはGTDやEvernoteに通じるものがあるなと思ったのです。

GTDもEvernoteも頭の中のものを一度外に吐き出して、整理するということが根底にありました。”ゼロ秒思考”も一度頭の外に出すので、通じるところがあります。

この「一度頭の外に出す」というのがポイントです。

一度頭の外に出したところで何も変わらないだろうと思われるかもしれませんが、一度、言語化して見える化するだけですっきりするのです。

最後に

というわけで、本稿では”ゼロ秒思考”を活用することについて紹介しました。

特に何しているわけでなくとも、ただ生きているだけでストレスを感じたり、不安感や憤怒感を覚えたりすることが多いのが現代社会です。

会社勤めをしている人であれば、同僚と飲みに行ったりして愚痴を吐いたりすることも考えられますが、「壁に耳あり、障子に目あり」という諺通り、誰が聞いているかわかりません。あるいは、その同僚がペラペラと他の人にしゃべってしまうなんてことも考えられるでしょう。

それに、酒を飲みに行ってしまうと、その日の勉強時間を失ってしまうのも痛いです。

そういうリスクを冒したり、デメリットを受けるぐらいなら、A4用紙にささっと書いてしまい、全て吐き出してしまった方が遥かに有益です。また、SNSが当たり前になった近年では、SNS上で吐き出したりする方もいらっしゃいますが、「壁に耳あり、障子に目あり」ですので、バレる可能性もあります。対して、自宅でA4用紙に書き殴ってしまえば家族以外の目に触れるというリスクは限りなく0に低減できますし、何よりフォロワーさんのタイムラインを汚すこともないのでフォロワーさんを不快にさせることもありません。

もし、日常の勉強において思考がごちゃごちゃになったり、いろいろな感情が出てくることで勉強に集中することができないという方がいらっしゃいましたら、”ゼロ秒思考”を活用してみてはいかがでしょうか?

それでは!

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