今日は日本の片隅で

投資とか、ガジェットとか、資格試験のこととか、日常で思ったことを綴ります

やっぱり紙のノートが手放せない…iPad Pro/miniだけでは無理でした。

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日本時間の4月21日午前2時から、Appleのイベントが開催されます。

例年であれば、3月に新製品が発表されるというサイクルでした。ちなみに、僕は昨年、iPad Proが発表された際に、11インチのものを購入しております。

今回のイベントでは、iPad ProとiPad miniのアップデート版が発表されるのではないか?と予想されております。

と、散々Appleのイベント、iPadについて書いておきながらですが、本稿のテーマはiPadがテーマではなく、「紙のノート」がテーマです。

ここ最近、紙のノートについて思うことがあったので、本稿を執筆することにいたしました。

iPad Proを一年使用してみて

前述の通り、一年前にiPad Proを購入しまして、ほぼ毎日使用してきました。

購入前に予定していた使用方法ですが、

  • 資格試験の勉強
  • 写真の現像
  • 動画編集

でした。

ところが、結局、ほぼ資格試験の勉強用ツールとしか使用せず、購入したものはオーバースペックだったというのが結論です。

外出時は軽いiPad miniを持ち出してしまいますし、写真の現像はMacでやってしまいましたし、動画は撮影しませんでしたし(苦笑)

と、本稿のテーマから外れてきてしまったので話を戻します。

資格試験の勉強用ツールとして、ノートアプリを使用しておりました。

使用していたアプリは、

  • Goodnotes5
  • OneNote

の2つです。

これは明確に使い分けをしておりまして、Goodnotes5の方はプライベート、すなわち資格試験の勉強用ノートとして使用しております。

OneNoteに関しては、ビジネスでMicrosoft Officeを使用するということもあって、ビジネス関係のノートとして使用しておりました。

Goodnotes5を使った勉強方法

Goodnotes5を使った勉強方法については、他の記事でも紹介しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

OneNoteを使った仕事術

仕事術なんて言葉を使うと、大袈裟になってしまいますね。

仕事術と呼べるような方法をとっていたわけではないのですが、実際のノートブックのように、仕事上でのメモや記録をOneNote上に書き込んでいったというだけです。

iPadで使用するとApple Pencilに対応しておりますので、PDFを取り込み、そこに手書きで記入していくなんてこともできました。

また、ドキュメントを比較したい場合などにはパソコンとiPad、それぞれにドキュメントを表示させて比較してチェックをするといったことも行なっておりました。

プリントアウトして比較すれば簡単なんですけどね…

テレワークだとなかなかそういうこともできませんし、プリントアウトした後も処分に困ったりするので、上記のような方法をとっていたわけです。

その他、自分が思ったことや考えなど、主観的なコメントも記入したりしておりました。

デジタルならではの弊害

そのような方法をとっていたので、後で見返す際には検索すればすぐにヒットするというデジタルならではの強みを活かすことができました。

しかしながら、ふと思ってしまったのです。

「もう少し思考を掘り下げたい」とか、「あれ?これって、どういう感情(考え)から書いたんだっけ?」と思うことが増えておりまして、明文化していても「浅い」と感じるようになってきたのです。

それと、検索性に優れているが故に、あまり見返さなくなってしまったのです。

紙のノートと手帳

「この状況をどうにか改善したいな」と思いまして、一度、紙のノートに立ち戻ってみることにしました。

そしてノートと手帳をそれぞれ購入してきました。

ビジネス用として無印良品の「単行本ノート」

まず、選んだのは無印良品の「単行本ノート」です。

ページ数の多さもさることながら、紙の質も良く、これで190円というコスパの良さは圧巻です!

これにJET STREAMの4色で仕事について色々とメモをとっております。

ちなみに、色分けのルールですが、基本的には黒で書いておりますが、

  • 赤は客観的な事実、結果について追記する際に使用
  • 青はタスクを記入する際に使用
  • 緑は主観的な事項(自分の意見・評価、感情)とプライベートに関する事項を記入する際に使用

という感じで使い分けております。

勉強用として「ほぼ日手帳」のカズン

ちなみに、勉強用には「ほぼ日手帳」のカズンを購入しました。

以前は「ほぼ日手帳」を仕事で使用していたのですが、自分にはあまり合っていなかったので、購入しなくなったんです。ビジネス用途であれば、Weeklyで十分だったかなと思います。

勉強用途にどのように「ほぼ日手帳」を使用しているかという話ですが、こちらに関してはそれだけで1つの記事として成り立つ量になってしまいますので、本稿では割愛いたしますが、後日、改めて記事にしようかと考えております。

本稿では、勉強のノートというよりは、ビジネス用のノートという方に主眼を置きたかったということもありますので。

紙のノートに戻ってみて

紙のノートに戻ってみて、およそ半月が経過しました。

デジタルネイティブではない世代としては、やはり紙とペンの方が「落ち着き」を覚えます(笑)

そして何より、忘れるために書くことができるのがいいですね。

10年前になりますが、デビッド・アレンさんの「ストレスフリーの整理術」という本を読んで、GTD(Getting Things Done)という手法を学びまして、仕事のタスク管理に取り入れておりました。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

最初は紙に書いてやっていたのですが、Evernoteが登場し、さらにはGTDに特化したサービス Do it.imを利用して行なうようになってから紙ベースでGTDをやらなくなっていたのですが、頭の中のものを紙に書くというのは、頭の中をスッキリさせることができることを改めて実感できたのは大きな収穫でした。

ちなみに、ノート術とか手帳術と検索すると、アート作品のような綺麗な紙面が掲載されていたりしますが、僕のメモノートはとても人に見せられるような代物ではありません。まさに書き殴っているような状況です(笑)

まあ、他人に見せることを前提としていないので、自分だけが判読できればそれでいいと思っております。(勉強用の方はある程度きれいに書いております。)

さいごに

というわけで、デジタル機器を導入しているけれども、やはり紙のノートが手放せないという男の話でした。

先ほど紹介したOneNoteも優れている部分はありますので、どちらかを取捨選択するつもりは全くなく、併用していく方針です。使い方、使い分けについてはこれから試行錯誤していく予定ですので、また紹介する機会を持てればと思っております。

無印良品の単行本ノートは自分の中で「神アイテムなのではなかろうか?」という位置付けになりつつあります。購入して半月程度なので早計にすぎるかもしれませんが(笑)

強いてあげるならば、無地だけでなく、方眼タイプもしくはドットタイプがあると大変嬉しいです。個人の感想・好みということになってしまいますが、僕は方眼タイプのノートが一番使いやすいと思っておりますので、方眼タイプの単行本ノートが発売されたら即買いです!

それでは!